いざ起業をして喜びを感じているのも束の間、今度は「資金繰り」の問題がでてきます。経営がいきなり安定して、売上入金を得ることができるなんてことは、そうそうありません。安定するまでには、資金がどんどん流れ出ていくのが一般的です。では、うまく資金繰りをして経営が安定するまでを乗り切る方法について、ご説明します。

自己資金の準備と資金繰り表の作成

とても大きなポイントは、起業をする前に自己資金をしっかりと準備しておくことです。売上入金がしばらく安定しなくても、自己資金があればそれを使って乗り切ることができます。またもう1つ重要な資金繰りのポイントがあります。

資金繰り表を作って管理する

資金が最低3か月以上はもつかどうか、という部分を経営者はしっかりと把握しなければなりません。お金に関して情報を把握するには「資金繰り表」を作って、毎月の資金繰りを管理することが大切です。資金繰り表は、自分が管理しやすい方法で作成すればいいので、パソコンソフトやExcelなどを使って、毎月の資金繰りをチェックしましょう。

正しい情報を知ることにより、資金がショートしないように対策をすることができます。運転資金のズレなどが起きると、資金が知らぬ間に底をついているなんてこともありますので、十分に気を付けてください。

運転資金が不足する前に対策する

資金繰り表を作成し、このままでは自己資金を使っても運転資金が不足してしまうということが分かった時は、できるだけ早い段階で対策をしましょう。

運転資金が不足したときの対策方法

まず、増資をするために出資を受けるという方法が、1番確実です。その他にも、親や親族、知人などから個人的に借り入れをするという方法もあります。また、「日本政策金融公庫」から融資を受けることもできますし、「自治体の信用保証協会」の保証がついている「創業融資」などもありますので、運転資金が不足した時、不足が予測できたときには早めに動くようにしましょう。

人件費に問題はないかチェック

起業をした当初は、余分な人件費に割くお金はありません。安定しない間に人件費がどんどん出ていくとなれば、資金繰りで負担になります。その人件費が本当に必要なものなのかどうか、しっかりと考えてみるといいでしょう。

まとめ

起業をしたばかりのころは、資金不足に陥ってしまうことが多々あります。しかし、資金繰りにおいて表を作ったりしながら管理を徹底すれば、予め対策をすることもできます。何か起きても対処ができるように、いつでも資金の状態を把握しておくのが、経営者の常です。